カードローンの月の返済額を下げるには借り換え!デメリットもない?

カードローンの借入では必ず毎月1回は返済する必要があります。毎月1回の返済だけでも、返済が苦しいと感じたことはないでしょうか?そのまま利用して返済できれば問題ありませんが、返済ができないとカードの利用ができなくなってしまうこともあります。

もしもカードローンの毎月発生する返済が苦しいという場合は、借り換えをすることで返済負担を軽減することもできます。ここではカードローンと借り換えローンの返済額について説明していくため返済で困った時に役立ててください。

無理なく毎月返済できるカードローンでも返済が困難になることもある

カードローンの毎月発生する約定返済は無理のない返済金額となっていて負担が少ないです。

しかし毎月無理のない返済金額だったとしても返済が困難になってしまう可能性もあります。

その理由としては以下のようなことが原因の可能性が考えられます。

  • 複数のカードローン利用
  • お金の使いすぎ
  • 返済計画をよく立てていない

複数のカードローンを利用すると毎月の返済金額が大きくなる

カードローンの約定返済は利用者に負担が少ない金額となっておりつい使いすぎてしまうこともあります。中には1枚のカードローンでは借入できる金額が足りずに複数のカードローンを利用する人も少なくありません。

カードローンの約定返済は無理のない範囲となっていますが、複数のカードローンを利用し無理のない範囲の金額が重なればそれは高額となってしまいます。

カードローンの契約数が増えれば増えるほど月の負担は大きくなるため、複数のカードローンを利用している人は毎月の返済が困難になってしまうこともあります。

カードローンの毎月の返済額が苦しいのはお金の使いすぎが原因?

カードローンの毎月の返済額が少ないにも関わらず苦しくなるのは普段のお金の使い方に原因がある可能性もあります。例えばついつい必要のないものも購入してしまうなど、金銭面の管理がうまくできていないと毎月の返済が苦しくなりかねません。

カードローンの「返済は計画的に」と良く言いますが、計画を立ててから借入をしないと借入が困難になりやすいため、計画を立ててから借入することをオススメします。

月の返済額の負担が大きいとカードローンの延滞のリスクも増える

カードローンの毎月の返済額の負担が大きい場合、約定返済が延滞してしまうリスクも高くなります。

延滞は頻繁に起こさなければ問題となることも少ないですが、頻繁に延滞をしていると問題となりかねません。延滞をするといわゆる「ブラックリスト」になってしまい、カードローンの利用停止となってしまいます。

毎月の返済額の負担が大きい時は延滞をしてしまう前に「借り換え」することで負担を抑えられるためオススメです。

カードローンの毎月の負担が大きい時は借り換えが効果的

カードローンの借り換えをすれば毎月の返済金額や金利を見直しすることができます。そもそも借り換えというのは、現在借入しているローンよりも良い条件のローンで再借入れすることです。

ここでいう「良い条件」というのは人それぞれで、例えば金利を抑えたいのであれば現在のカードローンよりも金利が低いローンで借り換えすると金利を抑えられます。

毎月の返済額の負担を減らしたい時は、現在よりも毎月の返済金額が少なくできるローンで借り換えすると毎月の負担を減らすことができます。

借り換えといっても人によって様々な条件があるため、自分の探している条件に合う借り換え先を見つける必要があります。

カードローンの借り換えに利用できるローンは主に2種類

カードローンの借り換えができるローンは主に2種類あり、大きく分けると「カードローン」と「返済専用ローン」です。返済専用ローンというのは、わかりやすく言えば借り換え専用ローンやフリーローンのことを指します。

借り換え専用ローンは消費者金融で扱っていることが多く、銀行で扱っていることは少ないです。フリーローンは借り換えに利用できるローンもあれば借り換えに利用できないこともあります。

毎月の返済額負担を減らすならカードローンの借り換え先に注意

カードローンと借り換え専用ローンで借り換えは可能ですが、それぞれ毎月の返済額の決まり方は異なります。借り換え専用ローンは「返済期間」と「返済回数」で返済額が決定され、返済期間や返済回数には上限も設定もされている点に気を付けなくてはいけません。

カードローンで毎月の返済額の負担が大きいなら、借り換え後には返済額をより少なくする必要があります。しかし借金の金額が大きいと借り換えをしても毎月の返済額が現在よりも安くならない可能性もあったり、他のデメリットが発生したりするため注意してください。

基本的に返済期間が長くなれば毎月の返済金額も少なくなるため、借り換えで毎月の返済額負担を減らすなら返済期間と返済回数を長く設定して借り換えすると負担を減らせます。

カードローンは知っての通り無理のない返済金額があらかじめ設定されているため、月の返済負担を減らすなら現在よりも月の返済金額が少ないローンを利用する必要があります。カードローンでは返済金額にあまり変化はないため借り換え先を見つけることも大変です。

カードローンによって毎月の最低返済額は異なるため、借り換えをする前に最低返済額を必ず確認するようにしましょう。

カードローンの借り換えで月の返済額が変わるメリットとデメリット

カードローンの借り換え後に月の返済額が変わると、単純に月額の負担を減らせますが効果はそれだけではありません。月の返済額の増減でそれぞれにメリットとデメリットがあるため、うまく利用すればさらに負担を減らせることもあります。

カードローンの借り換えをして月の返済額が減った場合

借り換えをして毎月の返済額が減れば、単純に毎月の返済が減るメリットが得られます。今まで返済が困難だったカードローンでの返済に余裕が持てるため、他のことにお金を使う余裕を得られるというメリットに期待可能です。

しかし毎月の返済額が減ることで発生するデメリットも存在するため見逃してはいけません。カードローンや借り換え専用ローンでは返済金額が減ると、返済金額のそのほとんどが利息分となり、借金自体を減らしにくくなります。

返済額が減ればカードローンで借入をしていた時よりも完済までの期間が長期化しやすく、利息のその分増えてしまう可能性が高いです。カードローンで毎月の返済額負担が大きく借り換え後に返済金額を減らす場合、発生する利息を計算することをオススメします。

1回ごとに発生する利息が少なくても、最終的な総利息が借り換え前よりも膨らんでいることも多々あるため注意してください。

カードローンの借り換え後に月の返済額が増える場合

カードローンの借り換えをする場合、その目的は単純に毎月の返済額を減らしたい人、もう一つは利息の負担を抑えたいという人です。毎月の返済額が増えると、利息を抑えるメリットに期待することができます。

毎月の返済額が増えると完済までの期間も短縮されるため、最終的な利息を抑えることができます。

毎月の利息負担を抑えたいという人は借り換え後に返済金額を増やすと効果的です。ただし毎月の返済額を増やすと、毎月の負担も増えることになります。あまり返済金額を上げすぎてしまうと延滞してしまったり、ローンでの借金が必要になったり、返済額の設定は無理のない範囲に抑えるようにしましょう。

カードローンの借り換えで月の返済額を減らして確実に返済

カードローンの借り換えをして月の返済額が減れば、借金の長期化や利息負担の増加とデメリットがありますが、それ以上にメリットも大きいです。

月の返済額を減らせば毎月確実に返済していくことができるため、無理のない範囲でコツコツ完済まで進めることができます。延滞をするリスクも抑えられるため、利息をあまり気にせず確実に完済したいという人は借り換えで毎月の返済額を減らして返済していきましょう。

月の返済額を抑えるならカードローンと借り換え専用ローンどっち?

借り換えはカードローンと専用ローンの主に2種類で可能ですが、どっちで借り換えをすれば月の返済額を減らせるのかという疑問点が挙がります。

単純に毎月の返済額を減らすのであればカードローンがオススメです。

カードローンなら無理のない返済金額に決められているため、借り換え後の返済もスムーズに行えます。ただしカードローンでは毎月の返済額はどの金融会社でも似たような金額となっているため、大きな差はあまりありません。

またすでに紹介している通り返済額が減ると利息負担が増えてしまうためカードローンで借り換えをする場合は利息負担軽減にあまり期待できないと考えておきましょう。

カードローンでの借り換えは追加借入も可能!借りすぎに注意

カードローンは限度額の範囲でなら自由に借入できることは借り換え後でも同じです。借り換え後にも追加借入できるため、いざお金が必要となった時に借りることもできます。

しかし追加借入をしてしまうと完済までの期間がさらに長くなってしまいます。カードローンの月の返済額は借入残高に対して一定の金額ですが、利息は完済までの期間が長くなると負担が大きくなるため注意してください。

借り換え後にも借りすぎが発生することもあるため、カードローンで借り換えをする場合、追加借入は必要な時だけ行うようにしましょう。

借り換え専用ローン月の返済額は期間で決まる!地道に返済

借り換え専用ローンはカードローンとは異なり追加借入はできません。一度借換えした後は返済しかできないため、返済途中で新たに借金が増えることはありません。

返済を地道に行うことができるため、確実に借金を減らしていくことができます。ただしすでにお伝えしていますが借り換え専用ローンの毎月の返済額は返済期間や返済回数によって設定されるため、借り換え前に返済計画の立て直しをしてください。

返済計画を立て直さないとカードローンよりも毎月の返済額が上がったり、予想よりも高い金利が発生したりする可能性もあります。確実に返済したいということなら借り換え専用ローンがオススメです。

カードローンの借入金額が高額なら借り換え専用ローンで!

カードローンの借り換えをしなくてはいけない人は、借入金額が高額となっていることが多いです。高額の借り換えならば、専用ローンでの借り換えがオススメです。

借り換えするためには審査が必須で、借り換えに利用するローンの審査は借金を抱えた状態で受けなくてはいけません。カードローンはそもそも借り換え用のローンではないため、借金の金額が大きいというだけで審査に通りにくくなってしまいます。

しかし借り換え専用ローンでは借金を抱えていることを考慮して審査をしているため、高額の借金があった場合でも利用しやすくなってします。借金の金額によっては借り換え専用ローンでも審査落ちすることもありますが、借金金額が高い場合は借り換え専用ローンでの借り換えがオススメです。

カードローンの月の返済額が多いと延滞の可能性もある

カードローンの月の返済額が多いと、延滞してしまう可能性が高まります。中にはすでに延滞してしまっている人もいるのではないでしょうか。もしもカードローンの返済ができておらず延滞していた場合の借り換えはできるのか?

結果を言えば返済の延滞がある場合、借り換えすることはかなり難しくなります。理由としては返済が延滞している人は返済能力に問題を抱えており、借り換えをしても延滞するのではないか?と問題があるためです。

借り換え専用ローンでも延滞があるとカードローンの借り換えは不可?

借り換え専用ローンは借り換えを目的としたローンのため、すでに借入があることを前提に審査をしてくれます。そのため延滞があっても専用ローンであれば借換えできるという情報もあるため、借り換えが絶対に不可能となる訳ではありません。

しかし延滞があると少なからず審査には悪影響を与えるため、審査で返済能力がないと判断もされやすくなってしまいます。審査に通りづらくなる可能性が非常に高いため、借り換えできないことも考えておきましょう。

カードローンの延滞があっても月の返済額の負担を抑える方法

カードローンの延滞があっても月の返済額の負担が減ることはありません。借り換えが利用できない場合はどうしたらよいのか?というと中小消費者金融を利用するという方法があります。

中小消費者金融でも借り換えやおまとめに利用できるローンは扱っており、大手の金融会社よりも柔軟に審査をしてくれます。大手で借り換えできなくても中小消費者金融でなら借り換えできることもあるため、借り換え先が見つからないという時は中小消費者金融での借り換えを考えてみてください。

中小消費者金融でカードローンの借り換えする時は詐欺に注意

中小消費者金融のイメージといえば詐欺とか激しい取り立てなど恐いイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。確かに正規ではない中小消費者金融を利用してしまえば詐欺や激しい取り立てに遭いますが、正規の金融会社なら特に問題は起こりません。

詐欺被害などに合うことなく借り換えすることも可能なので安心して借り換えすることができます。ただし中小消費者金融の中には先ほどもお伝えした通り詐欺をしている業者も存在するため注意が必要です。

中小消費者金融で借り換えをする場合は、申込をする前に正規の金融業者として登録されているのか確認する必要があります。よく調べずに申込をしてしまうと詐欺被害に遭ってしまうため、中小消費者金融で借り換えをする場合は事前に金融会社の情報をよく調べてから利用するようにしてください。

カードローンの月の返済額の負担が多き過ぎる時は債務整理を!

カードローンの借り換えには審査があるため、誰でも必ず借り換えできるわけではありません。例えばカードローンの借金総額が大きすぎると審査に通りにくくなるため、借り換えをしたくてもできない可能性が高いです。

また現在返済が困難な人は借り換えをしても状況が良くならないことも有ります。つまり借り換えをしても返済ができない状況も考えられるため、こういった時は別の方法で対処することも考えてみてください。

方法としては「債務整理」をすることで借金を減らす方法です。債務整理をすれば借金に一部が減額されたり、金利の引き直しをしたりすることもできます。債務整理の手続きとしては以下4つの手続きが可能です。

  • 過払い金請求
  • 任意整理
  • 民事再生
  • 自己破産

この中で返済が困難な時に利用できるのは過払い金請求以外の3つの手続きとなります。任意整理は裁判所を通さず、貸金業者で交渉を行って借金の減額や金利の引き直し交渉が可能です。

民事再生は裁判所を通して行う手続きで借金の減額をして3年から5年かけて返済していく手続きです。最後に自己破産は借金の返済義務が免除されますが、住宅や車などの高価な財産を手放さなくてはいけません。

どうしても借り換えができない場合や何度審査を受けても通らないといった場合は債務整理の手続きをすることも考えてみてください。ただし債務整理をするとその後の5年くらいはカードローンやキャッシングなどのローンが組めなくなってしまいます。

お金が必要になった時にローンなどでお金が借入できなくなるためよく考えて債務整理を行うようにしましょう。

カードローンの返済額が高く毎月の負担が大きい時は借り換え

現在利用しているカードローンの返済額が毎月の負担となっているなら借り換えをすることで返済額を減額することができます。

借り換えはもう一度返済の計画を立て直すことができるため、現在よりも毎月の負担を減らし返済していくことが可能です。

毎月の返済額だけではなく金利の見直しも可能です。現在利用しているカードローンよりも低金利のローンで借り換えをすれば利息の軽減もできます。利息をもっと抑えたい場合はより低金利のローンでの借り換えがオススメです。

毎月の返済額と金利を見直すときにはいくつか注意点も存在します。毎月の返済額を現在よりも低くする場合、単純に見れば毎月の返済負担を抑えられとても魅力的です。しかし毎月の返済額を減らすと、借金が長期化してしまい利息負担が増えてしまうという注意点があります。

金利を抑えたい場合はローンでの審査に注意が必要です。金利が低くなれば審査の基準も高くなり、通りにくくなってしまいます。現在の借金金額や返済状況によっては審査落ちしてしまうこともあるため注意してください。

借り換え先の選択としては主に2つあり「カードローン」と「借り換え専用ローン」での借り換えが可能です。毎月の返済額を減らしたいということならカードローンがオススメとなります。利用者ならわかる通り無理のない返済金額となっているため、毎月の返済負担を減らしやすいです。

借り換え専用ローンは返済に集中したい人にオススメです。借り換え後に借入することはできないため、確実に完済まで返済し続けることができます。

借り換えを考えている人はすでに借金の返済状況が悪い人もいます。長期間延滞している人や何か月かに1回は延滞するなど、延滞があると大手の金融会社で扱っているローンでは審査落ちしやすいです。

大手の金融会社で借り換えできない場合は中小金融会社での借り換えがオススメです。ただし利用する場合は慎重にする必要があり、闇金に手を出してしまう可能性もあるため注意してください。

借り換えはうまく利用すればカードローンの利息負担や月の返済負担を軽減可能です。そのためには契約する時の返済計画がとても重要になってきます。借り換えをする時には返済計画をよく考えてから借り換えするようにしてください。