カードローンの借入をする時、返済する時に発生している利息を算出してから借入をしていますか？後日算出して利息負担がとても大きいことを知ることも少なくありません。また算出してから借入をしても、返済していくうちに意外と負担が大きいため返済が辛い…。ということもあります。
利息を負担に感じた場合は低金利のカードローンで借り換えをすることで利息を抑えることができます。ただし、低金利のローンを借り換え先に選んだからと言って必ずしも返済負担が減るわけではありません。
カードローンの借り換えとは一般的に、現在よりも低金利のローンで借入をし直すことを指します。
低金利のローンで借り換えができれば、返済1回ごとの利息負担も減り、最終的な総利息の軽減も可能です。利息の軽減を重視する場合は現在のカードローンよりも低金利のローンを探して申し込みをするようにしましょう。
一般的に消費者金融よりも銀行カードローンの方が低金利なっています。そのため消費者金融からの借入を銀行カードローンで借り換えをすれば確実に金利が下がり、利息も抑えられるため効果的です。
数値でいえば借入金額が100万円以下の場合、消費者金融なら18%が目安ですが、銀行カードローンの場合は14%が目安となっています。大体4%ほど金利が下がるため、その差だけ利息を抑えることができ、借り換え後に利息が下がることが多いです。
では逆に低金利の銀行カードローンから消費者金融へ借り換えをした場合、当然ですが金利が高くなってしまいます。それに伴い返済時発生する利息も高くなる可能性の方が高くなるため、銀行から消費者金融への借り換えはあまりオススメではありません。
また消費者金融は総量規制の対象となるため、銀行カードローンから年収の3分の1以上を借入している場合は借り換えが上手くいかないこともあります。消費者金融では借り換え専用ローンも扱っていますが、専用ローンも消費者金融のキャッシングやカードローンと金利はあまり変わりません。
そのため専用ローンを使ったとしても低金利のカードローンよりも利息が高くなってしまう可能性が高いです。
専用ローンはカードローンとは異なり、借り換え後は返済しかできません。完済まで返済することに集中できる事が専用ローンの強みです。この強みがあるため低金利の銀行カードローンから消費者金融の借り換え専用ローンで借り換えをする意味はあります。
当然ですが利息は増えてしまいますが、利息を気にしなければ新たに借金も増えないため確実に完済できます。そんなことをしなくても銀行のカードローンの借り換えはもっと低金利のローンで契約すれば良い？と考える人もいますが、それには審査が問題となりかねません。
低金利のローンでの借り換えは利息を抑えられ、とても魅力的ですが、必ずしも低金利でカードローンの借り換えができるわけではありません。
カードローンの借り換えをする場合、必ず審査を受けなくてはいけません。低金利となると審査も慎重に行われるため、審査に通過しづらくなります。審査に落ちれば低金利のローンでの借り換えもできないため、現状を維持したまま返済をして行かなくてはいけません。
カードローンの審査に必ず通過する方法はありませんが、通過するためのコツみたいなものがいくつかあります。少しでも低金利のローンで借り換えをするためには、申し込みをする前にコツを試してみてはどうでしょうか。
カードローンの借り換えをする場合はすでに借金があるでしょう。すでにある借金は審査に少なからず影響を与えます。特に複数の借入先がある場合、審査がより慎重になるため対策が必須です。
対策としては借り換えをする前に少しでも借入件数を減らしておくことです。つまり完済をしておけば審査への悪影響も抑えられるため、金銭面で余裕がある場合は借入件数を減らしておくようにしましょう。
借入件数と同様に借り換え前の借入金額も審査が慎重になる原因です。特に借入金額が高額の場合は審査が慎重になるため対策しておきましょう。
対策としては借り換えをする前に少しでも借金を返済しておくことです。約定返済に合わせて、随時返済や繰り上げ返済を利用すれば確実に借金を減らしていくことができます。対策としては効果的なのでこちらも金銭面に余裕があれば取り入れておきましょう。
カードローンの返済をする前にも毎月の返済は発生しています。
過去に毎月の返済が未納という場合、借り換えの審査に通らない可能性が高いです。
返済が未納では返済能力に問題を抱えているということで審査が慎重になってしまいます。ちょっとしたミス、例えば口座内の返済金額の計算ミスなどでは、後日金融機関に連絡をして改めて返済しておけば問題はありません。
逆に長期間の未納や頻繁に返済が遅延するという場合は借り換え審査に通らないと考えておきましょう。未納や遅延がある場合はまず未納を解消し、遅延しないよう返済に集中し、ある程度時間が経過してからもう一度借り換えすることを検討してみましょう。
それでも借り換えの審査に通過できないといった場合は借り換え以外の方法で返済の対策をすることも考えてみましょう。
カードローンの借り換えを低金利のローンでする場合、審査が理由で借り換えできないこともあります。審査が理由で借り換えができなかった場合は別の方法で利息負担を軽減することを考えなくてはいけません。
実際に借り換えをしなくてもカードローンの利息負担を抑える方法は存在します。そんなに難しい方法ではないため、金銭面に余裕があれば実践しやすいのではないでしょうか。
借り換えをしなくてもカードローンの利息負担を軽減することができます。方法としては「約定返済」の他に「繰り上げ返済」もしくは「随時返済」でも返済していく方法です。
カードローンは自分の好きなタイミングで自由に繰り上げ返済できる事が多いため、利息負担を少しでも減らしたい場合は繰り上げ返済を使って返済してみてください。
繰り上げ返済は好きな金額の返済ができるため、借入残高のすべてを一括で返済することもできます。いわゆる一括払いですが、一括払いをすればより利息を軽減の方法としてとても有効です。
繰り上げ返済を利用すれば借り換えをせずともカードローンの利息を抑えられますが、注意点もあります。その注意点と言うのは返済をし過ぎてしまい、他のことにお金を回せなくなることです。
つまりカードローンで繰り上げ返済をし過ぎてしまうと、生活費などが足りなくなってしまう可能性があります。そのため繰り上げ返済をする場合は金銭面の管理はしっかり行わなくてはいけません。
繰り上げ返済はもちろんの事、一括返済をする場合でも無理のない範囲で返済するようにしましょう。
カードローンの借り換えは、低金利でなくても利息を軽減できることがあります。
そのため、借り換え先は低金利を選ばなくても良いため、もしも低金利のローンで借り換えができないという場合に利用してみてください。
低金利のローンでカードローンの借り換えができない場合は、返済計画を工夫して返済負担を軽減することも考えてみましょう。
借り換え後の完済までの期間を短縮すれば金利が下がらなくても利息軽減できますが、必ずしも利息負担が減るわけではありません。借り換え後の金利の差、返済をどれだけ短縮するのか？それによって利息負担を軽減できるのか変わってくるため注意してください。
そのためには借り換えをする前に計画を立てて返済総額の差を比べておく必要があります。よく考えずに借り換えをすると利息が減らないこともあるため、よく計画を立ててから借り換えするようにしましょう。
カードローンの借り換え後に返済金額を挙げると、毎月の返済金額による負担は増えてしまいます。
返済金額によっては借り換え後の方が返済を苦しくしてしまう可能性もあるため注意してください。返済が苦しくなれば、それだけ遅延や滞納のリスクも増えてしまうため、借り換えの意味がなくなってしまいます。金銭面で余裕を持って返済できる範囲で返済金額を上げるようにしましょう。
複数のカードローンからの借入も借り換えすることで借金をまとめることができます。複数からの借入がある状態で借り換えをする場合、借入金額によって金利が下がるため結果的に利息を抑えることが可能です。
特に借入金額の合計が100万円超える場合は金利が下がるため、上限金利が今とさほど変わらないローンで借り換えをしても利息を減らせる可能性があります。
カードローンの借り換えは低金利であれば利息の負担を軽減できますが、必ず軽減できる訳ではありません。低金利であれば多くの場合は利息を軽減できますが、例えば借り換え前に比べると返済金額が少なくなると低金利でも利息が変わらないことがあります。
そのため低金利と言うだけでカードローンの借り換え先を決めることは危険です。
借り換えの前後で事前に利息を算出しておけば、低金利のローンでカードローンを借り換えした後に利息負担が減らないということを防げるため、計画が重要になってきます。
利息の算出は自分で計算すると手間がかかります。返済の計画を立てやすくする返済シミュレーションはWebで探せば見つかるため、利息の算出や返済計画はシミュレーションを使って行ってみてください。
低金利のローンは審査に通過しにくい傾向にあるため、審査に落ちてしまった場合は借り換えを諦めるのではなく、金利が少し高くても他のローンでの借り換えも考えてみてください。ただし、返済の遅延があったり、借入が多すぎたりすると申し込み回数を増やしても借り換えはできません。
どうしても借り換えができないという場合は既存のカードローンでの返済に集中する、もしくは債務整理の手続きをして借金を整理するしかありません。既存のカードローンでも返済を工夫することで利息負担を軽減できるため、借り換えができない場合は返済を工夫してみてください。
債務整理は返済がどうしてもできないという時の最後の手段です。借金や利息の一部免除や全額免除、金利の引き下げなど借金の悩みから解放されるため、どうしようも無い場合は債務整理をしましょう。