転職はカードローンの借り換え審査に影響あるため計画的に!

カードローンの借り換えをする時に行われる審査では、申し込みをした人の勤務先情報も審査の結果に影響されます。借り換えをする人の中には転職をしてカードローンと契約した時と勤務先や職業が異なる人もいるのではないでしょうか。

カードローンの借り換え時の審査に転職はどのような影響を与えるのか?また転職してしまうと審査に通らないのか?審査と転職の関係を紹介していきます。

カードローンの借り換え審査は転職をしても通る!

カードローンの借り換え時の審査は転職した後でも通るため審査に通れば借り換え可能です。

例えばカードローンと契約時の職業と借り換え先のローンに申し込みをする時の職業が異なる人もいます。この状態の人でも審査に通るため、転職して審査に通るか不安という人でも安心して借り換えをすることができます。しかしカードローンの借り換え審査は転職後に必ず審査に通るわけではありません。

転職後の職業や申し込みをするタイミングによっては審査に通らないこともあるため、絶対に借り換えできると考えないようにしましょう。転職後のローン審査に落ちやすいのは以下のような場合です。

  • 転職したばかり
  • 転職先の収入が不安定
  • 収入が減る

ローンの借り換え審査は転職したばかりだと通らない

転職したばかりの人はカードローンの借り換え審査に通らない可能性が高いです。理由としては借り換えをする場合、収入証明書類を提出する必要があり、転職したばかりだと収入証明書類を提出できないことが理由となります。

収入証明書として直近2か月分の給料明細書や最新年度の確定申告書などが必要となり、転職したばかりだと書類を用意することができません。収入証明書を提出するためには最低でも3か月以上の勤務が必要となるため、借り換えをするなら最低でも転職から3か月経過している必要があります。

また3か月という勤務年数はあくまでも最低限となり、転職から3か月で申し込みをしても借り換え時の審査に通る可能性はとても低いです。理由は勤続年数が短い人はすぐに仕事を辞めてしまう傾向にあるため審査に通りにくくなっています。

審査に通る可能性があるのは最低でも半年以上、より安定なのは1年以上の勤続年数です。転職後はすぐに借り換えをするのではなく、ある程度勤務実績を作ってから申し込みをした方が借り換えもしやすくなります。

転職先の収入が不安定だとローンの借り換え審査に落ちやすい

転職することで収入も変わるため、転職前に比べると収入が不安定になってしまう人もいます。転職後の収入が不安定になると返済能力に問題があると判断されてしまうため借り換え審査にも通りにくくなってしまう可能性が高いです。

例えばカードローン契約時は正社員での勤務だったけど、借り換え時には仕事を辞めてしまい転職したとします。転職後はアルバイトといった場合、収入が不安定になってしまうため審査に通りにくくなってしまいます。

転職後に収入が減った時もローンの借り換え審査に落ちやすい

転職することで収入が不安定になることもありますが、そもそも収入自体が減ってしまうこともあります。収入が減った場合も借り換え時の審査に通りにくくなってしまう可能性が高いです。

大幅に年収が減ってしまった場合、借り換えできない可能性が高く、そもそも利用しているカードローンの停止になってしまうこともあります。

転職をして収入が減ってしまった場合、現在利用しているカードローンの返済に問題が出る可能性もあります。そのため借り換えのことではなく、まずは現在利用しているカードローンの返済計画を見直して返済に問題がないように手を打つべきです。

転職先によってはローンの在籍確認ができず審査に落ちる事も

カードローンの借り換えをするには在籍確認をする必要もあり、転職先の職場では電話連絡での在籍確認ができないこともあります。

例えば転職先が個人情報を厳重に管理している場合、在籍確認の電話連絡がかかってきた時に申し込みをした人が在籍していることが確認できないこともあります。

また職場によっては、一時的に職場に人がいなくなってしまい電話に出られずに在籍確認ができないという可能性もあります。通常のカードローンの在籍確認審査でもあり得ることですが、カードローンと契約時から転職をしている人は注意してください。

転職先で電話でのローンの在籍確認審査を済ませる方法は?

では転職先で電話連絡での在籍確認を済ませる方法はないのか?というと方法は存在します。ローンの借り換えをする時、申し込みをする段階であらかじめ自分が出られる時間を金融会社に伝えておき、自分で電話に出ることで在籍確認を突破可能です。

ただ自分で時間を指定しておいても、万が一自分で出られなかった場合は在籍確認ができない可能性もあるため注意が必要です。

借り換え先の在籍確認審査を電話連絡で行う

カードローンや借り換えローンでの在籍確認は基本的に、勤務先への電話連絡が使われることがほとんどです。しかしローンによっては電話連絡以外で在籍確認することもできるため、在籍確認に不安がある人にオススメです。

電話以外の在籍確認方法としては、書類を提出することで行われる在籍確認です。ローンによっては電話連絡ではなく書類での在籍確認を採用していることもあるため、在籍確認に不安がある場合な書類での在籍確認に切り替えましょう。

書類での在籍確認に対応しているローンは申し込み方法に「web完結」という方法を採用していることが多いです。書類での在籍確認ができるローンで借り換えをしたい場合はweb完結に対応しているローンでの借り換えを検討してみてください

ただしローンによって在籍確認は電話連絡のみという事もあるため、書類で在籍確認できないこともあります。申し込みをする時に書類での在籍確認を行っているのかよく確認してから申し込みをするようにしましょう。

また書類で在籍確認をする場合、当然ですが会社への在籍が確認できる書類の提出が必要となります。用意しておかないと契約までスムーズに進められませんし、無いと在籍確認ができないため必ず用意するようにしましょう。

提出する時に必ず必要事項が書かれているのか確認も忘れずに行う必要があります。書類の提出方法や書類の必要項目はローンによって様々なので申し込み時によく確認して用意しておくようにしましょう。

書類での在籍確認ならローンの借り換えがバレにくいメリットも

在籍確認というと会社に勤めている人に借り換えやカードローンの借金がばれてしまわないかと不安に感じる人もいます。しかし書類での在籍確認であれば会社に電話連絡が来ることがないため、会社に人にバレずに在籍確認可能です。

転職先の職場の関係で電話での在籍確認ができない人以外にも、誰にもバレずに借り換えをしたいという人にもオススメの在籍確認方法です。

カードローンの借り換え審査に有利・不利な転職先

転職後にカードローンの借り換え審査に通りやすい職業もあれば、通りにくい職業もあります。ではどのような職業が審査に通りやすく、審査に通りにくいのか知っているでしょうか。

審査に通りやすい職業を知っておけば、転職してカードローンの借り換え審査で有利になることもできます。逆に審査に通りにくい職業を知っておけば、審査落ちの確率も抑えられるため、ある意味審査への対策として有効です。

カードローンの借り換え審査に有利な転職先は安定した職業

カードローンの借り換えでも返済能力は必須のため、より安定した職業が審査では有利です。イメージしやすいのは大手企業への正社員での転職が審査では有利になります。

大手企業で正社員が有利な理由としては失業のリスクも少なく、大手という事で収入も高いことが考えられ安定しているためです。返済能力が高いと判断されるため借り換え審査に通る確率も上げられます。

ただローンの審査は収入の多さではなく、より安定しているかという点が重要なため大手企業でなくても十分に審査に通ります。

転職をするのであれば安定した収入を得られる転職先を選べば借り換え審査を受ける時に有利です。

転職先が不安定だとカードローンの借り換え審査は落ちやすい

カードローンの借り換え審査で不利になりやすい転職先は、やはり安定していない職業です。例えば毎月の給料に落差がある、そもそも収入金額が少ないといった場合に審査では不利になります。

収入が高くても収入が不安定だと審査に落ちてしまう可能性も高いため、あまり収入に落差がある職業への職業はオススメできません。カードローンの借り換えを考えるのであればできるだけ安定した職業への転職を検討するようにしましょう。

カードローンの借り換え審査は転職後の雇用形態も重要

カードローンの借り換え審査は転職後の雇用形態も審査に影響を与えます。雇用形態によって有利になることもあれば不利になってしまうこともあるため、借り換え審査の事を考えるなら審査に有利になる雇用形態がオススメです。

カードローンの借り換え審査に有利になる雇用形態はやはり正社員です。逆に収入が少なく不安定になりやすい正社員以外のアルバイトやパート、派遣社員といった雇用形態だと審査では不利になってしまいます

また転職をする人の中には自分で独立をする人もいるのではないでしょうか。例えば自営業や個人事業者などが挙げられます。自営業や個人事業主の場合もローンの審査に落ちやすくなるため注意が必要です。

理由としては自営業や個人事業主は収入が安定していないことが審査に落ちやすい理由です。自営業の勤務年数が長くても審査で不安定と判断されて不利になることもあります。今後、転職をして自営業や個人事業主に転職する場合はカードローンや借り換えローンの審査で不利になりやすいと覚えておきましょう。

カードローンの借り換え審査後に転職するとどうなるの?

カードローンの借り換え審査を受けた後に転職をするというケースに遭遇する人もいるのではないでしょうか。借り換え後に転職をした場合、利用しているローンによっては利用停止になることもあります。

ローンの契約内容によっては一括返済が必要となる可能性もあるため、転職をする前に契約内容をよく確認しないとトラブルにつながってしまいます。

カードローンで借り換えをしている場合の転職は注意!

カードローンで借り換えをすると、限度額の範囲内で借り換え中でも追加借入することができます。

しかし転職をしてしまうとカードが利用停止になってしまい、追加借入ができなくなってしまうこともあるため注意が必要です。

カードが停止するだけで返済はそのまま発生するため、転職後の返済は欠かせません。転職後の収入に不安がある場合、返済が困難になってしまうこともあるため注意してください。

また停止したカードを利用できるようにするためには、再度審査を受ける必要があります。当然返済の為に安定した収入が必要となるため、安定した収入を得られる仕事も必要です。

カードローンの借り換え後に転職すると場合によってはトラブルが発生することもあるため、借り換え中に転職をした時の対処方法をあらかじめ相手の金融会社に確認しておくと良いでしょう。

ローンによっては転職後に再審査が必要になる!

転職をする場合、収入も変わるため借り換え中でも再審査が必要となることもあります。

特にカードローンは追加借入が可能なため、転職をした場合は再審査が行われる可能性が高いです。カードローンの場合、借り換え中に収入が不安定であったり、収入が減ったりすると限度額が引き下げになることもあるため注意が必要です。

また転職をした場合は在籍確認が行われることもあり、会社に電話連絡が来ることもあります。ローンによって在籍確認が行われないこともあるため、不安に感じる人は転職後に在籍確認が行われるのか確認しておくことをオススメします。

借り換え後に転職したら変更点は報告しておこう!

カードローンの利用中や借り換え中に転職した場合、転職した事実がすぐに相手の金融会社に伝わるわけではありません。中には転職後もそのまま利用している人もいますが、安心してはいけません。すぐにはバレずともいずれ転職したことがばれてしまうケースが高いため対策が必要です。

トラブルを避けるためにも、カードローンの借り換え中は転職したことを報告することをオススメします。報告すると書類の提出が必要となるケースもあるため、必要に応じて書類も提出するようにしましょう。

転職後でも借り換え審査に通りやすいローンは存在する?

転職後の状況にもよりますが、転職後でも利用しやすいローンは存在します。転職後というと、まだ転職して1月も経っていないといった場合はほぼ借り換えは不可能です。この場合は勤務年数を伸ばしてから再申し込みをし、現在のカードローンのまま返済していくことになります。

転職してある程度時間が経過しているのであれば、やはり借り換え専用ローンが利用しやすいです。借り換え専用ローンであれば、借り換えることを目的にしているため、カードローンで契約しているだけで審査に落ちることはありません。

また貸付条件が良いローンほど審査の基準は高い傾向があるため、審査に通りやすいローンを見つけるなら、できるだけ好条件のローンは避けるべきです。

転職後の人は属性が弱い可能性もあるため、申し込みをするのであればあまり条件が良すぎるローンでの借り換えはオススメできません。今よりも少しだけ良い条件のローンで借り換えをする、もしくは借り換え専用ローンで借り換えすることで借り換えすることを検討してみてください。

転職後の借り換え審査に通らないなら中小消費者金融も検討

借り換え可能なローンを扱っているのは大手の銀行や消費者金融だけではなくて中小消費者金融でも借り換え可能なローンを扱っています。転職後に何度も借り換え審査に落ちるのであれば大手の金融会社ではなく、中小消費者金融が扱っているローンでの借り換えを検討してみてはどうでしょうか。

なぜ何度も審査に落ちるなら中小消費者金融が良いのか?というと、中小消費者金融の審査は柔軟に行われるため、過去信用情報に問題があった人でも融資できる可能性があるためです。

転職後まだ1か月~2か月という場合は中小消費者金融での借り換えはほぼできませんが、半年ほど経過していれば借り換えできる可能性があります。

ただし中小消費者金融の借り換え可能なローンでも金利や返済額が設定されているので、返済が楽になるのか?よく考えて借り換え先を選ぶ必要があります。

中小消費者金融のローンで借り換えするなら違法会社に注意!

中小金融会社は審査が柔軟なため、大手でなかなか審査に通らない人にオススメの借り換え先です。しかし中小金融会社で借り換えをする場合は違法会社に注意しなくてはいけません。

中小金融会社の中には違法な会社があり、一度利用してしまえば違法は取り立てや営業、高金利に悩まされてしまうことになります。違法の金融会社を見つける方法としては、貸金業登録番号を調べてみてください。

次に「無職でもOK」「金利0」などいかにもな宣伝文句を使っている金融会社にも注意が必要です。特にWebで探す場合には注意が必要で、まだまだ違法な金融会社もあるため借り換え先をよく調べてから審査に挑むようにしましょう。

カードローンの借り換えをするなら審査の事を考え転職をする前に

転職はカードローンの借り換え審査を受ける時に影響を与えるため、申し込みをする前にどのような影響があるのか確認してから申し込みをするべきです。

転職してよく考えずに申し込みをすると、審査に落ちてしまう可能性も高いため注意してください。カードローンの借り換え審査は、利用者の返済能力が重要になってきます。転職をすると一時的に収入が下がってしまったり、転職した職業によっては収入が不安定になったりするため審査では不利です。

特に転職をしたばかりで申し込みをすると、審査時に勤続年数が足りずに審査落ちしてしまったり、そもそも借り換え時に必要な収入証明書を提出できなかったりするため借り換えはとても困難です。

そのためカードローンの借り換えをするのであれば、転職をする前に借り換えをした方が審査に通る可能性が高い可能性もあります。これから転職を考えている人は、転職する前に借り換えすることも視野に入れましょう。

どうしても転職後に借り換えをしたいという場合は、1年間勤務実績を作ってから借り換えをすることをオススメします。また借り換えをするローンを慎重に選び、転職後に借り換えできる可能性が高いローンを選択するようにしましょう。

カードローンや借り換え専用ローンは低金利であればそれだけ審査も厳しくなるため、あまり好条件すぎるローンを選択せず今より少しだけ条件が良いローンに申し込みをするなど工夫してみましょう。

カードローンと借り換え専用ローンでは借り換え専用ローンの方が借り換えはしやすいです。借り換え先に迷った場合はまず借り換え専用ローンでの借り換えを検討してみてください。

もしも転職後に借り換えをするのであれば、転職したことは相手の金融会社に報告することをオススメします。ローンの多くは転職したことを伝えなくてもそのまま利用できることが多いですが、ばれてしまう可能性も高いです。

転職したことを報告しておかないと、契約違反などで一括返済を求められたり、カードローンならカードの停止や限度額の引き下げになってしまったりすることもあります。